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昨日、職場を出たら、不意に何処かから金木犀の香りが漂ってきました。
この香りがしたら秋という感じがしますね。
まあ一日経ったら気候が夏に逆戻りしましたが(^_^;)。金木犀もうへぇ(-_-;)ってなってることでしょう。
それはそうと明日は休みなんですが、一日中雨の予報でして、
香月出向してきてからの休みの9割方雨なんですが(爆)。
洗濯物は諸々の事情で元から部屋干しですから無問題なんですが、遠方への買い物とかがしにくいですよね。というより外出する気分が限りなくゼロに近くなります(^_^;)。
まあ晴れていても外に出る気分にならないことは日常茶飯事なんですが(駄目駄目)。
あ、方々の本屋を廻ってついにゼロ〇ムを立ち読み出来ました♪一言だけ、感想を叫びたいので以下反転↓
もらい煙草(吸い方が様になっている辺り、やはりたまにやさぐれた時に吸っていると思われ)でクールダウンした八戒さんが、悟浄に向かって吐露した『――自分のこの残虐性は暴走の片鱗じゃないか』という台詞。
自分正真正銘のホモサピエンスだった時に盛大に大量虐殺してるだろーが(裏拳ツッコミ)。
と言いたかったのは自分だけではないと思う。
結論:八戒さんは何処まで言っても八戒さんである。
いるんですよねぇ自分の事を棚に上げる人(笑)。
昨日、出向中の香月の居住地に館長とりお氏が遊びに来てくれました♪
まあベタな観光地巡りをして、某漫画のキャラ名が愛称に付いた空港も見に行って、最後は無茶苦茶美味しいオムライスを食べて別れました。空港の力の入れようが半端ない。空港の規模としては本当にささやかなレベルなのに、あちらこちらにキャラの展示物を置くことで、空港利用以外の客がそこそこおられました。自分達含め(笑)。
知事様含め為政者の思考回路が柔軟だからこそですよね。
それはそうと、観光地巡り中、ギリギリ曇りを保っていた空が、メインの観光地(屋外)に足を踏み入れた途端降り出しました。そんな事だろうと思ったよ(←重度の雨女)。
香月と観光地巡りをする際は、晴女が最低1人、状況次第では2人要りそうです(^_^;)。
拍手有り難うございます!季節の変わり目なのでそちらもご自愛下さいね。
スプレー・ポンプのロック部品、そうか皆捨てちゃうんだ・・・
うずたかく積み上げられた段ボールに囲まれて日々を過ごす香月@新居です。
数年振りの引っ越しは、思った以上に大変でした。そんなバタバタの一コマから、こんなss(リーマンパラレル)↓
部屋へ足を踏み入れると、そこには尋常じゃない数の雑多な物で溢れかえっていた。
普段整理整頓されている部屋の何処にこれだけのアイテムがしまわれていたのか、首を傾げたくなる。それくらいの物の多さだ。
「あぁ悟浄、すいませんねぇ手伝いに駆り出して。今日業者が来るのに、まだ箱に入れきれてない物がこんなにあって」
「あー、お前さん、物を棄てられないタイプだもんね。取り敢えずこの変な柄のプリントシャツ、ヨレヨレだし棄てれば?」
「変とはなんですか変とは。そのくたびれ具合が極上の着心地を作ってるんですよ」
「わかったわかった。まあこの辺りはどんどん詰めておくから、お前はそっちやんな」
~間~
「ふぅ、まーそれにしても物の多いこと・・・ん?」
ふと目に付いたのは、チェストの上に置かれたプラスチックの何か。
イヤーカフのような端の切れたリング状だったり、画鋲のような円盤に突起の付いたものだったり、それが5・6個ばかり、無造作に置かれている。
何処かで見たような気はするが、どう考えても保管しておくような重要なものではないだろうし、それなら剥き出しでこんな場所に置いている筈もない。
そう考え、プラゴミの袋へと放り投げた。
~間~
「すみませんねぇゴミ捨てまでさせて」
「おぅ気にすんな。大分片付いてきたな」
「本当は極力隙間の空かないように上手く物を詰めていくのが荷造りの醍醐味なんですが、これだけ時間が無いと、そうも言ってられませんからね」
「まー昨日の夜までみっちり仕事漬けだったからな、それにしても三蔵サマも、人使いの荒いこったぜ」
「引き継ぎに時間が掛かりましたし、あちらも忙しかったですから、仕方ありませんよ。
さて、あとはこれを・・・」
そう言って、固めて置いていた消臭スプレーやハンドソープなどの洗面所アイテムを手に取った。
衛生面に煩い奴さんは、引っ越しの片付けの合間も物に付いた埃や手垢を掃除し、その都度ハンドソープで手を洗うので、ギリギリまで荷物に入れたくなかったようだ。
――と、
「・・・・・・?あれ、悟浄、このチェストの上に置いていたプラスチックの部品、知りませんか?」
「へ?」
「『へ?』じゃありませんよ。白っぽいプラスチックで、こういうポンプの首に嵌めてロックするための部品です・・・おかしいな、ここに固めて置いていたのに・・・」
「・・・・・・・・・あ」
アレだ、リング状や画鋲型のプラスチック部品。
思い出した、見たことあると思ったら、整髪料のトリガー状のノズルや、ポンプタイプのハンドソープの首のところに、新品の時に付いている、ストッパーの役目をする部品だ。
「ワリ、ゴミだと思って、捨てちまった・・・」
「何ですってっっ!?」
いやその瞬間の奴さんの顔といったら、普段の柔和な表情が消えて般若そのものよ。
「や、悪かった!悪かったけど、あんなに無造作に置いているもんだからさ、どう見ても必要な物には見えなかったワケで・・・マジごめんって!」
「・・・・・・判りました。もう時間もありませんし、不毛な言い争いをしても始まりませんしね」
助かった・・・!
~間~
まあその後は程なくして引っ越し業者が来たので、修羅場を迎えることもなく(色々な意味で)無事引っ越しは完了した。
ちなみに、遠方ということで引っ越しには丸一日掛かるので、今日は奴さんは俺ん家に泊まりだ。その辺りも、言い争いを回避する理由にはなったのだろう。
そして翌日。
始発で出発しなければならない八戒は、俺が起きた時には既に家を出ていた。
何のかんの言って付き合いの長い間柄だ、暫く会えないとなるとちょっぴり寂しさもある。
哀愁を感じながら、洗面台の前に立った俺は、整髪料を手に取った。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・使えない。
トリガー状のノズルを何度引いても、びくともしない。
よく見ると、トリガー部分に、見覚えのあるプラスチックの部品。
ちょっと待て、これ新品じゃなく半月以上使っている奴だぞ?
訝しがりながら部品を取ろうとしたが――取れない。
瞬間接着剤か何かで、しっかりくっ付けられている。
や ら れ た・・・!!
周囲を見れば、シェービングソープやハンドソープ、制汗スプレーに至るまで、全てのポンプ・スプレーの薬剤が全てロック用部品+接着剤で固定されている。
奴め、俺が寝ている間にこれだけの物を細工したってのか・・・!
奴さんの執念深さを甘く見ていた自分をぶん殴りたい気分だった。
当の本人は、1年は帰ってこない。
1年間で怒りを鎮めてくれる程甘い相手ではないのは、火を見るより明らかで、
帰ってきた時に『お帰り』より先に『ごめんなさい』を言わなければいけないだろう事実に、頭が痛くなる俺だった。
どっとはらい。
あ、一応こちらの続編的な。
いえね、香月、何かっちゃ引っ越しを伴う転勤をするので、ポンプやスプレーのロック部品は全て取っておいてあるんです。
で、いざ使おうとチェストの上に出しておいたものをふと見ると、何処にもない。
↑ではその場で判明しているんですが、香月の場合判明したのが引っ越し後でして(爆)。
母親との電話の中で、その時荷造りの手伝いをしていた母(B型)が棄てていたという。
というわけで、表題は2人の血液型でした。丁度ぴったり(笑)。
27日が現部署の最終勤務(でも週末なので容赦なく夜まで仕事;)、28日一日で片付けを終えたら29日に搬出、翌30日に転居先へ搬入、なんですが、
思いっきり雨の予報(爆)。
雨女ってこれだから・・・!
ここのところ仕事の負担が増えているためか、休みの都度頭痛に寝込む日々。故に全然片付かずそこらじゅうに蓋の開いた段ボールが置かれて足の踏み場もありません。ぷりーずぎぶみー人手(苦笑)。
まあ郵便の転送やガス電気の類の手続きはインターネットで出来ているので、これまでよりはマシかな?それにしても便利になったもんです(笑)。
多分これが現在地での最後の記事になるかと思います。次は引っ越し先からご挨拶させていただきますが、9月上旬を過ぎても更新が無ければ引っ越し荷物が片付けられていないんだと察して生暖かく見守っていただきたい所存(^_^;)。
拍手有り難うございます♪やはり日本って縦に長いってそういうところで実感出来ますよね。
関東以南で日中クーラーなしというのは自殺行為以外の何物でもないかと(苦笑)。
クーラーを付けていても、湿度が高いと体温がこもって熱中症になりやすいので、水分・ミネラル補給もしっかり行って下さいませ。
暑いですね、ダレ過ぎて今月ちっともブログを書いていない司書香月です。
さて、一応西日本では梅雨明け宣言が発表されたので、早速玄関飾りを暑中見舞い仕様にしてみました。当館の暑中見舞い飾りとしては初めての洋風素材です。球体の中はクラゲなんですよ。
そして暑中見舞いと同時に既に残暑見舞い様の飾りもスタンバイ済み。何のことはない、文言を変えただけという(苦笑)。このクソ暑いのに脳ミソ働きませんしね(^_^;)。
本日海の日ですが、やはりといいますか海難事故が多発している様子。皆様くれぐれも水の事故には御注意下さいませ。
拍手有り難うございます。以下、お返事です↓
長期応援から戻って来た途端発生した出来事から、こちらのss(パラレル)↓
パソコン画面に意識を集中させていた僕の身体を肘で小突きながら、悟浄が囁いて来た。
「八戒見ろよ、人買い支店長サマだぜ」
赤い髪の同僚の物言いに、僕はほんの少し眉根を寄せる。
決して、彼のその言い方が気に障ったわけではない。問題は、内容の方だ。
後ろへ撫で付けた銀髪が特徴的な、僕より更に中性的な顔立ちの人物だが、その手腕のえげつなさは折り紙付きで、現場からは嫌悪の感情を、上層部からは絶大な信頼を寄せられている。
『人買い支店長』『人買い商人』と影で呼ばれている、勤め先の支店のトップのその人が、ここに姿を現した理由は、恐らくただ一つ。
そんな事を考えながら手を動かしていると、件の人物が近付いてきて一言、
「あんさん、ちょっと顔貸してもらえん?」
「・・・・・・」
この時の僕の脳裏に浮かんだのが、『キタ――――( ゜∀ ゜)――――!! 』という顔文字だったのは、言わないでおいた方が良いだろう、多分。
小会議室のドアをノックする。
「失礼します」
「おぉ、よぉ来たよぉ来た、早よ座り」
勧められるまま、支店長と向かい合う形で椅子に座る。
「御用件は」
「あー、ほれ、まあ此処も人手がダブついてるようやし、そういうワケでな、
ここはひとつ、K県の子会社に応援行って欲しいんやけど」
「・・・・・・」
田舎も田舎、都道府県認知度ワースト争いの常連ともいえる地名に、流石の僕も一瞬言葉に詰まった。
悟浄のように繁華街が無きゃ生きていけない、と言うつもりは毛頭ないが、本屋とスーパーが生活圏内に無いと少々辛い。
「・・・期間は」
「おう行ってくれるか?まあ1年くらいを見越してるんやけど、夏になる頃には、新人もモノになるようなってるやろからな」
「5年前の長期応援の際も同じ事を仰って、結局新人が使えるようになるまで3ヶ月延長させられたんでしたよね?」
「(細かい事をほじくり出しおって・・・)あーそんなこともあったっけかなぁ」
「ヤですねぇ、たかだか5年前の事を忘れるなんて、もうお年でしょうか?」
「(支店長に向かってどないな口利いとんねん。えぇ度胸しとんな?)冗談や冗談。今度はちゃんと1年で終わらせたるし安心しぃ」
「来年入る新人の成長具合を今から推し量ることは不可能ですから、取り敢えず9月からの1年間にして下さい。流石にそれだけいれば、問題ないでしょう。
その代り、きっちり1年で此処へ戻らせていただきます」
「(おんどりゃ、このウチに指図すんのかい!)あぁ解った解った」
「で、物件ですけど、もちろん家具家電付き賃貸、かつネット環境付き、職場へは徒歩もしくは原付で15分以内の距離、半径1kmの生活圏内にスーパーと本屋もしくは図書館のあるところをお願いします。あ、当然駐輪スペースも必要です」
「(どんだけ注文しとんねん、どこぞの料理店かい!)まあ出来るだけ希望に沿えるよう、その点は担当部署に伝えとくわ」
「あぁ、あと1年でこっちに戻って来る時の物件も、同じ条件が良いですから、早めに手配を始めておいて下さい。良い物件は、空いたと思ったらすぐ人が入りますからね」
「(来年の事を今言うか?鬼でなくても笑うわ!)あーうん、それはまた帰る頃になったら連絡してくれる?」
「承知しました」
「毎度毎度、湯呑が犠牲になるような話し合いするのやめてくんない?後片付けと備品管理する八百鼡ちゃんが『月末なのに~』って嘆いてたぜ?」
「失礼ですね、僕が湯呑を割るわけじゃないんですから」
「支店長の性格を知った上でわざと煽る言い方する時点で、お前さんも責任の一端はある」
「ま、お陰でこっちに余計な波風や圧力が掛かって来ない点だけは、評価出来るがな」
「三蔵」
「へぇ、中間管理職サマが、部下をスケープゴート扱いかよ」
「テメェの次の人事考課、評価下げとくぞ」
「それだけはやめて~~~っ!」
どっとはらい。
えー、こちらとかこちらの設定に準じております。三蔵様は現場ではトップですが、支店が口を出して来たら従うしかない中間管理職。でも現場主義かつ支店の仕事が煩わしいという理由で、昇格試験は放棄しているとか何とか(笑)。
で、例によって例の如く、長期応援(ほぼ異動に近いような)が決まりました。1年って(爆)。その際の支店の上司との会話がほぼ↑のような感じ(ここまで険悪じゃありませんけどね;)
というわけで、物件を探しながら、少しずつ増えすぎた荷物の整理に取り掛かっている次第です。
拍手有り難うございます♪以下、お返事です↓
北の台地から舞い戻ってきて最初の休日を迎えた香月です。
職場と身内へのお土産でお財布すっからかんなので、代わりにこんな小咄↓
機内からタラップへ一歩踏み出すと、この季節特有の湿っぽい空気が纏わりつく。
「あっちぃ・・・」
北の大地で5月一杯過ごした身としては、この気温と湿度は不快指数100に限りなく近い。
早足で空港の建物内に移動すると、喫煙ルームを探してまずは一服。
空調の効いた空間とニコチンの摂取で心身共に落ち着いたところで、預けた荷物を受け取りに行く。
黒く長いコンベアの周囲には、同じ飛行機に乗っていた客がわんさか集まり、コンベアが動くのを待っている。
今回は、スーツケースだけでなく資料・資材の入った紙袋と、傘も2本預けている。というのも、出張初日(移動日)、都内は大雨で折りたたみ傘では役に立たなかったというのと、出張中、取引先からの帰りに強いにわか雨に降られた事があって、資材を濡らすとアウトなのでやむを得ずコンビニでビニル傘を買ったからだ。
ゴトン ウイィィン・・・
モーター音と共にコンベアが動き出した。
最初に出て来たのは、『スーツケースの受け取り間違いが発生しています。荷物のタグをよく確認して下さい』という、お決まりの注意書きのプレート。まあ、黒いスーツケースっつったら掃いて捨てる程あるだろうから、実際気を付けなきゃならんだろうけど。
そしてその注意書きプレートの後ろに、青いプラスチックのコンテナボックスが並び、中に特徴的なJの形の柄が見えた。
成る程、傘はああいうコンテナボックスに入れて運ぶのか。剥き出しだと他の荷物に押されて曲がるかもだもんな。
そう納得しつつ、そのコンテナボックスに近付き、手を伸ばそうとしてその手が止まった。
・・・ちょっと待て。
コンテナボックスの中には、出張初日に持っていた長傘と、ビニル傘が5本。
どれも見た目は同じで、自分の買ったビニル傘がどれかなんて見分けがつかない。
手元のタグの数字を見なきゃ、という考えに至った時には既に遅く、5本のビニル傘を入れたコンテナボックスは、手の届く範囲を離れてしまっていた。
「――で、その箱が一周廻って来るのを待っていたので遅くなった、と」
「しゃーねーだろ、そのまま放置っつーワケにもいかねぇだろーが」
「そもそも最初からタグの番号を覚えておけば何の問題も生じなかったでしょうに」
「まさか他の客の傘とまとめて同じ箱に入れられているなんて思わねぇって」
車で迎えに来てくれた親友に事の顛末を話すと、帰って来たのは冷たい反応。
土産に欲しいと言ってた瓶入りのマリモ、渡すのよそうかと思ったが、
そう言えば言ったで後でどんな報復が来るか判らねぇ。
ナンで俺だけこんな気苦労しなきゃなんねぇのさ?
どっとはらい。
3週間の出張中、やむを得ずビニル傘を購入したことがあるんですが、まさか全く同じ見た目の傘が5本も集結するとは思いませんで、コンテナボックスを前に硬直してしまったです(^_^;)。
もちろん周回遅れで引き取り成功しましたけどね。
ちなみに八戒さんが北の大地のお土産にマリモを所望したのは、亡き花喃姉様が昔修学旅行の時に欲しくても買えない経験をしたから。500円って大人にとっては少額でも、自由なお金を持たない子供にとっては大金なんです。