20070812開設
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いきなりですが、突発ss(注:パラレル)です↓
rrrrr・・・rrrrr・・・
通常の電話ではなく、系列会社同士を繋ぐPHSが鳴る。
「お疲れ様です、H店××部、猪です」
『おぉ、ちょうど良かったわ。お疲れ』
「・・・・・・」
聞こえてきた特徴ある口調は、僕に長期業務応援という名のちょっとした嫌がらせをしている支店長の声。
笑みが硬いものになるのを禁じ得ない。
『どや、問題なく業務出来とるか?』
「・・・支店のお偉いさんのやっつけ仕事の所為で発生した、在庫やら伝票やら幾つものミスの訂正に奔走されているのを『問題』の内にいれなければ、一応それなりに」
『・・・(暗にうちの所為にしとるよな?)あー・・・まあ色々時間が押してたし、スピード優先だったということで。まあ適当に頼むわ』
「・・・(本当に適当にしたら皮肉を言うんですよねこの人)・・・」
『で、な。用件なんやけど、そこの部署、来月末までって言ってたやん?
それなぁ、あと1週間だけでも延ばせられんやろか?』
「・・・(猫なで声で随分な事言うじゃありませんか、っていいますか本来夏に元の店に戻るのを更にこの部署へ追いやるし、夏に戻すって言ったのはどうなったんですかっていうんですよ!)・・・」
心の中で様々な文句が募るが、流石に口に出したらアウトである。
持っているPHSを握り潰さないでいる自分を褒めたいくらいだ。
『来月も再来月も業務拡大する予定やよって、人繰りが難しいんよ。頼むわ、な?』
「・・・・・・はあぁ(←わざとらしい大きなため息)・・・判りました。但し、業務は第一週の金曜日まで、土曜日から引越しに入らせて下さいよ。それから、翌週は日月が公休ですが、プラス、火曜水曜も有給を下さい。どこかの人繰り下手で無能な上司が仕事を増やしてくれたお陰で、身体が休まることがないもので」
『・・・(おんどりゃ、無能な上司ってのはうちのことか?本人に向かってええ度胸やな?)・・・あぁ、解った解った』
「先日、元の店に久し振りに連絡を入れたら、悟浄は疲弊しているし、店長はイライラに拍車が掛かっているそうだしで、結構大変な状況みたいですね?」
『あぁ、有能な人材が抜けると、三蔵はんも大変なんやろな』
「・・・(完全に他人事ですね)・・・まあそういうわけでして、戻ったら数年は長期応援・異動はなし、引越し先の物件はこちらで決めさせてもらいますね?そちらに任せたら、安いばかりの碌な物件しか選んでこないですからね」
『(ホンマ、注文の多いやっちゃな!)よっしゃ。担当のもんに言うとくわ』
「お願い致しますね。以前みたいに、支店の連絡不備で契約が滞る、というのは二度と御免ですから」
『あぁ、そんなこともあったなぁ』
「あはははは」
『うふふふふ』
同じフロアの少し離れた場所では。
「・・・おい紫鴛・・・あの一角だけ冷房がキツ過ぎるみてぇなんだが」
「残念ながら、こちらでコントロール出来る冷気ではないみたいですねぇ」
下がる体感温度に顔を見合わせる姿があったとか。
どっとはらい。
初めて書いたよ是音達・・・じゃなくて、
こちらと同じ設定で、香月と支店の上司のやり取りを八戒さんとヘイゼルに置き換え。
まあここまで険悪ではありませんが、内容は限りなくこれに近いもの。
というわけでして、9月末までという筈だった現在地の応援は10月第1週までに引き伸ばされました。
でも翌週に公休+有給で連休を作ってもらえるので、文句は言いませんよ?
rrrrr・・・rrrrr・・・
通常の電話ではなく、系列会社同士を繋ぐPHSが鳴る。
「お疲れ様です、H店××部、猪です」
『おぉ、ちょうど良かったわ。お疲れ』
「・・・・・・」
聞こえてきた特徴ある口調は、僕に長期業務応援という名のちょっとした嫌がらせをしている支店長の声。
笑みが硬いものになるのを禁じ得ない。
『どや、問題なく業務出来とるか?』
「・・・支店のお偉いさんのやっつけ仕事の所為で発生した、在庫やら伝票やら幾つものミスの訂正に奔走されているのを『問題』の内にいれなければ、一応それなりに」
『・・・(暗にうちの所為にしとるよな?)あー・・・まあ色々時間が押してたし、スピード優先だったということで。まあ適当に頼むわ』
「・・・(本当に適当にしたら皮肉を言うんですよねこの人)・・・」
『で、な。用件なんやけど、そこの部署、来月末までって言ってたやん?
それなぁ、あと1週間だけでも延ばせられんやろか?』
「・・・(猫なで声で随分な事言うじゃありませんか、っていいますか本来夏に元の店に戻るのを更にこの部署へ追いやるし、夏に戻すって言ったのはどうなったんですかっていうんですよ!)・・・」
心の中で様々な文句が募るが、流石に口に出したらアウトである。
持っているPHSを握り潰さないでいる自分を褒めたいくらいだ。
『来月も再来月も業務拡大する予定やよって、人繰りが難しいんよ。頼むわ、な?』
「・・・・・・はあぁ(←わざとらしい大きなため息)・・・判りました。但し、業務は第一週の金曜日まで、土曜日から引越しに入らせて下さいよ。それから、翌週は日月が公休ですが、プラス、火曜水曜も有給を下さい。どこかの人繰り下手で無能な上司が仕事を増やしてくれたお陰で、身体が休まることがないもので」
『・・・(おんどりゃ、無能な上司ってのはうちのことか?本人に向かってええ度胸やな?)・・・あぁ、解った解った』
「先日、元の店に久し振りに連絡を入れたら、悟浄は疲弊しているし、店長はイライラに拍車が掛かっているそうだしで、結構大変な状況みたいですね?」
『あぁ、有能な人材が抜けると、三蔵はんも大変なんやろな』
「・・・(完全に他人事ですね)・・・まあそういうわけでして、戻ったら数年は長期応援・異動はなし、引越し先の物件はこちらで決めさせてもらいますね?そちらに任せたら、安いばかりの碌な物件しか選んでこないですからね」
『(ホンマ、注文の多いやっちゃな!)よっしゃ。担当のもんに言うとくわ』
「お願い致しますね。以前みたいに、支店の連絡不備で契約が滞る、というのは二度と御免ですから」
『あぁ、そんなこともあったなぁ』
「あはははは」
『うふふふふ』
同じフロアの少し離れた場所では。
「・・・おい紫鴛・・・あの一角だけ冷房がキツ過ぎるみてぇなんだが」
「残念ながら、こちらでコントロール出来る冷気ではないみたいですねぇ」
下がる体感温度に顔を見合わせる姿があったとか。
どっとはらい。
初めて書いたよ是音達・・・じゃなくて、
こちらと同じ設定で、香月と支店の上司のやり取りを八戒さんとヘイゼルに置き換え。
まあここまで険悪ではありませんが、内容は限りなくこれに近いもの。
というわけでして、9月末までという筈だった現在地の応援は10月第1週までに引き伸ばされました。
でも翌週に公休+有給で連休を作ってもらえるので、文句は言いませんよ?
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