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その時ふと思い出したのが、『5月中旬が予定日』と聞いていた兄夫婦の赤ちゃん。
これまで2人生んでおり(つまり今回脅威の3人目!)、どの子も予定より早めの出産だったので、中旬っていってもきっと今回も早いんだろうな、もう入院しただろうか?
などと考え、兄に電話(仕事でいつも帰宅が深夜なので遠慮なし)。
が、
rrrrr
rrrrr
rrrrr
rrrrr・・・
香月と違い仕事で携帯必須な筈が、電話に出る気配なし。
運転中か入浴中かな?と思いつつ『赤ちゃんはどんな感じ?まだ破水とかないの?』などとメールしてその後はネットサーフィン。
すると先程電話が。
「0時17分に生まれた。お前が俺に電話したとき、丁度携帯置いて分娩に立ち会ってたところ。母さん達に連絡しようとして携帯手に取ったらお前の着信履歴とメール入っててかなりビックリした」
マ ジ で す か ・・・!!
いや凄いよ自分の第六感!
ついでに言うと今日は偶然休みだから、生まれていたら会いに行こうと思っていたのよホント!
なので今日は休みでも早めに起きて赤ちゃんを見に行きます。
叔母馬鹿ここに極まれり。
起床5分後に腹痛でダウン。
最初は「うー、お腹空き過ぎて胃が痛ぇ・・・」程度だったのが、みるみるうちに悪化、スコーン3口食べたところでベッドへ逆戻り。
痛みが酷過ぎて脂汗出るわ、碌に食べてないから超苦い胃液しか出て来ないわでてんやわんや。
『痛みでのた打ち回る』を身を以って経験しました。痛みの余り壁をゲシゲシ蹴るわ叩くわの大暴れ(←危険人物)。
しかも祝日だから病院へ行ったところで痛み止めの点滴程度しか処置方法がないのは解っているので、そのままベッドへ撃沈。
スイーツ色々堪能する夢が・・・!!(本来の目的はどうした)
予断ですが、スタッフ達に連絡を入れようにも痛みで会話もままならず、取った行動が親に香月の携帯で電話させるという何ともアレな方法(思考回路が働いていなかった証拠)。
母親と香月は声がそっくりだったので、さぞや混乱したことと思います(被害者:学芸員Sai-ka)。
多分仕事の絶対量は少ないとは思いますが、それでも世間様がウキウキ祝日を満喫されている時に職場に篭らなければならないというのはやはり気がめいります。
そんな香月、現在
久し振りに見る我が家は、やはり少しずつ変わっているような・・・
実際色々変わっていた(笑)。
丁度電化製品が色々ダメになる年になっていたので、トースター・洗濯機・給湯器(お風呂のね)などが新品に。
母はそんな家電を前に、『今の洗濯機は凄いねー』『今のテレビは賢いねー』とウキウキしています。
私の財布は瀕死状態ですが(爆)。
3人兄弟で助かりました。1人で全部引き受けたら本気で生活費尽きます。
年中無休のmy職場、世間様は『今日からGW!』とか仰ってるようですが、香月にとっては↑のタイトルな心境。
つーか、明日は半年に一度の恐怖の総棚卸なので、世間様のウキウキ具合とは対照的に今から戦々恐々です。
更に恐ろしいのは、翌日が朝当番な事。
絶対目の下にクマできるってば・・・!
↓学芸員のお話。
香月は倫理選択だったので初めて知りました。へー。
お母様の超本音が現代でも通用する辺り、ヒトの営みは古今東西変わらないのでしょうね。変わったのは環境と精神面で。
今の時代、子供がいるイコール老後の安心が保障されているという事にはならないのかも。
でも子供どころか独りのままなら確実に老後が不安なのは決定的だと思うのですよorz
追記:拍手有難うございます!出来れば何か何とかしたいのですが・・・!(焦)
この契約書には毎日の電話連絡及び集に一度の訪問・通院の付き添いなどを子供側(といってもこちらも40~50代ですが)に約束させる旨が書かれているとか。
え、無理。
そもそも余程の用がない限り自分から親に連絡を入れるなんてことありませんし、てかうっかりすれば携帯の電源3日間切ったままってのも珍しくありません。
しかも実家に帰ったのって確か今年の正月が最後ですよ(実家へは電車で2時間、在住の都道府県と実家のそれは隣接しています)。
もちろん両親共に歳相応にあれこれ患ってはいますが、自分でちゃっちゃか車で通院しています。てかこの両親香月より遥かに行動的ですから(香月の腰の重さは祖母譲りらしい)。
タイトルのことわざを地で行く親不孝者です。
館長も学芸員も偉いなぁ。
昨日は夜番にも拘らず、今日は朝からバスで隣町に行かなければならないという強行シフトというのは何の陰謀なのか。
そしてその昨日、職場に最後まで残った香月を含む4人が職場を出ようとした時の事です。
職場を最後に出る者は、鍵を閉めるのはもちろん、その直前にセキュリティを作動させます。作動したら一定時間以内にドアを閉めてしまわないと、セ〇ムが駆けつけて一大事です。
さて、最終シフトの香月達が、身支度をして靴を履き替え、さあセキュリティ作動、という時、
(そうだ、明日はT店応援だから、上履きを持って帰らないと)
不意に思い出し、一度靴箱に入れた上履きを手にとって、そこで手が止まりました。
「・・・どうしたの香月さん?」
同僚達の見守る中、香月の中で何かもやもやしたものが段々形になっていきます。そう、明日は応援、応援だから上履きを持って行く、応援だから・・・・・・
「あ゛――――――っっ!!制服っ!名札っ!ハンコ――っ!!」
正確には『制服』ではないのですが、便宜上。
仕事の際の必需品を全て置きっ放しで帰るところでした(滝汗)。もちろんセキュリティ作動を待ってもらってロッカールームへ猛ダッシュ。
あの場で思い出せたのは僥倖としか思えません。てか普段の香月なら今日応援先に到着するまで気付かないような気がします(爆)。
昨日発生した事件を元に、こんなss(パラレル、100題『ラッカー』設定)↓
左程広くはない劇場を、幾人もの若者達がひっきりなしに行き来する。
今日中に舞台装置を仕上げ、明日は本番と同じ状況での通し稽古だ。
若者だけの演劇集団に与えられた予算も時間もたかが知れている、その過密スケジュールの中で少しでも良い作品を創り、世間に認められていけば、明るい未来が待っていると信じているからこそ頑張れるのだ。
だから、
「くぉら悟浄!!テメェ図面を頭に叩き込めっつってんのがまだ解んねぇのか!?それとも叩き込む頭がねぇのかよ!」
「おまっ、それが弟に言う台詞かよ!」
「弟だろうが妹だろうが、作品潰すような奴に掛ける容赦はねぇ!
とっとと降りて図面見直せ!」
劇団の副団長兼プロデューサーの独角は、実の弟に対しても厳しい。
というより、実の弟だからこそずけずけとものが言えるのだろうが、言われる側はたまったものではない。
「・・・つーか、頭悪ィのは兄貴譲りだっつーの」
「何か言ったか悟浄!?」
「いーえ何にも」
そんなやり取りをしながら、図面を入れたパソコンを覗き込む。
「ついでにその図面、アイコンをデスクトップから移動させとけ。
『2010』のフォルダだぞ」
「へーへー」
図面を見て、自分の担当する位置を覚えなおして一旦画面を閉じる。
言われた通りアイコンを移動させるためだ。
パソコン自体はこの劇場の物なので、ファイルはUSBメモリに入れなければならない。
Eドライブを表示させ、アイコンを切り取り&ペーストで移動させようとすると、
「・・・ん?」
【このフォルダには既に‘〇〇’ファイルが存在します。
現在のファイル(詳細)に次の新しいファイルを上書きしますか?(詳細)】
見たところ、既に存在するファイルは随分前の日付の物だ。
悟浄は特に疑問を持たず、上書きを実行した――
公演が終了し、本拠地としている貸しホールで資材の積み上げをしている悟浄に、独角が話し掛けた。
「おい悟浄、この間お前図面をパソコンで見た後、アイコンをメモリに移動させたよな?」
「そうだけど?」
「まさかと思うが、その時メモリにあったファイルに上書きとか、してねぇか・・・?」
「上書き・・・」
思い返して、そういえば、と呟いた悟浄の言葉に、独角の顔から血の気が引いた。
「おまっ!何つー事を!!同じ演目でも会場が違うと舞台セットの組み方変えるだろうがっ!!
次の公演の為の図面、テメェ上書きで消しちまいやがったな!!」
「俺?俺が悪いのかよ!?
てか、同じファイル名だと古い方消してしまうのが普通っショ?
何で別の名前とか、枝番振るとかしとかなかったんだよ!」
この兄にしてこの弟。
周囲の劇団員達は、『言い合ってる暇があれば早く図面引き直そうよ』と心の中で突っ込みながら、黙々と各自の作業を続けるのだった。
どっとはらい。
追記:ついに香月もやってしまいましたファイル紛失。
某パラレルの人物設定を細かーく書いたものだったのですが、なぜか何処にも見当たらない。
一応館長が古いファイルを持っていたかも、と急遽連絡を取って検索してもらいました(迷惑)が、やはりヒットせず。
・・・・・・・・・orz
まあ、根性で全部書き直しましたが。
ファイル管理には細心の注意が必要だと痛感した出来事でした。
拍手有難うございます!!