夜景館スタッフ日誌 ロシア日記 サンプトペテルブルク1日目② 忍者ブログ
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この日のお昼ごはんは写真の準備がまだなので、後日。

午後は世界遺産ぺテルゴーフ、別名ピョートール大帝の宮殿に行きました。

大きくて、いたずら好き。噴水がお好きだったのでしょう、
150以上あるそうです。


噴水のまわりにいくつかのベンチがあって、どれかのベンチに座ると
水が噴き出したり、石が敷き詰められている、どこかの石を踏むと
これまた水が噴き出したり(その名もいたずらの噴水)コンピュータ制御もない時代によくぞ、作った。(だから世界遺産なわけだけど)ちなみに、このいたずらの被害者はパーティーに呼ばれ、お酒に酔わされた貴族たち(楽しい人だけど、一緒に仕事すると大変な人っていますよね、、、)


奥に見える青いところは海。フィンランド湾です。宮殿から直通で海に
行けたようです。海からは冷たい風が流れてきました。ぶるぶる。

このフィンランド湾を挟み、スウェーデンと戦争し、勝利25週年を記念して、作られたサムスン像。ライオンがスウェーデンを表しています(スウェーデン国旗にライオンがいます)
25週年ですので、ピョートール大帝時代にはまだこの像は存在していませんでした。300年前、ピョートールさんはこの戦争で捕虜にした、スウェーデン人捕虜と、農奴を使役し、当時沼だったサンプトペテルブルクを建設しました。4万人以上が命を落としたそうです。


、、、捕虜を使役するのは当然なのでしょうね。
第2次世界大戦後では日本兵をシベリアで使役しましたし。
ちなみに夫の祖父はシベリアに抑留されましたが、日本に戻れたので、夫が存在しているわけですが。


300年前に出来たのにやたら像がきんきら金で新しいのは、第2次世界大戦でドイツにここが占領され、像はすべて、破壊または略奪されたたため、すべて再現されたためです。

エカテリーナ宮殿にくらべ、男性的なイメージです。
ただ、時間がないので(泣)建物、博物館の中には一切入れなかったのでなんとも言いようがないですが。

、、ヨーロッパの戦争の歴史を少し考えさせられました。

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