金烏玉兎（ネタバレあり）

　出張期間が終わり、周りに本屋のない悪環境から逃げるように帰ってまいりました。
　で、いそいそと本屋へ。
　そんなわけで、今回も叫びます以下ネタバレ反転。



　表紙からして因縁の対決を匂わせています。烏は月の亡き後に昇る太陽を狙っているのでしょうか。といいますかこの烏、太陽に住み着くというより太陽を飲み込んでしまいそうな勢いです。

　あ、今回のポストカードは悟空＆悟浄ですね。それぞれに食べているチョコの種類がらしいです。
　･･･誰から貰ったかという問題にはこの際触れないでおきましょう。
　今回はバレンタインらしいポストカードですよね。ええ前回が喪中の挨拶状並みに寒々しい組み合わせだったので余計に。
　･･･まあ一緒にしておけばチョコも融けずに済みそうですが（汗）。

　そして本編。

　のっけからアニメ幻想魔伝ばりの岩山急降下（解る方少ないと思いますすみません）。
　逸る気持ちは解りますが、八戒さんが動物愛護団体から訴えられない事を祈らずにはいられません。


　そしてそして！

　キましたよ、『彼』が！！

　独角の説明とこれまでの経緯で、全ての黒幕が彼だと三蔵は推理したようです。
　あれっぽちの要素だけでここまで行き着くだろうかという意見は置いておきましょう。どうせ漫画ですから。

　でもって、

　魔天経文の力すら効かない。

　これは無天経文の力でしょうか？香月も桃源郷メインストーリーを書く上で、彼の経文の力を『全ての力の無効化』と推測していましたが、銃の弾すら当たらないとは思いもよりませんでしたよ。
　そして片腕の骨を折られた三蔵様、これはもしかしてもしかしなくてもピンチです。

　ですが、

　これで合流が見えてきた気がします･･･！（希望的観測）
　銃も当たらない、魔戒天浄も効かない、自分の体術では捕らえられない、となるとこれはあの3人との連係プレー（別名：袋叩きby八戒）が必要でしょう。
　どうも現時点でヘイゼルに烏哭を倒す気はなさそう、というより逆らう気が起こらないよう躾けられているようですね。彼が傍観に徹する以上、ガトも右に倣えですし、この2人が次回どう動くのか、それとも動けずにいるのか見守っていきたいと思います。
　いざとなれば八戒さんが彼等を蔦で操って盾代わり――なんて嘘です（ヘイゼルファンが聞いたら怒られそうだ）。



　早く月末が来ないかなー♪（←その前に先月から溜めている仕事を片付けろ）