生きて動く芸術作品

　ふふふ、ふふふふふ、ふふふふふふふふ（怪）。

　ついに、ついにこのシーズンが来ました。

　フィギュアスケートグランプリシリーズ！！

　ジュニアからシニア転向する可愛い娘から、常に表彰台候補のベテランまで、本当に皆素晴らしい演技で臨んでいました。
　そして今年度の新プログラムと共に新しい衣装がお披露目される時でもあるので、これがとても楽しみ。
　偶然にもフリーの演目が重なった中野選手と安藤選手、でもその衣装も演技の雰囲気もそれぞれに個性的で、特にバレエの衣装を意識した中野選手のコスチュームのパフスリーブはとっても可愛かったし、安藤選手のコスチュームのスカート部分も凝ってましたね。
　毎回中野選手の演技の確実さは賞賛に値すると思います。あのクライマックスにくる高速ドーナツスピンは、確実に彼女の代名詞といえますよね。
　安藤選手は昨シーズンの悲劇から、ずっとずっと泣き暮らしていたという話ですが、今大会の彼女はそのような暗さを全く感じさせない素晴らしい演技だったと思います。
　脱臼癖がついてしまった右肩に関しては非常に残念ですが（もうビールマンスタイルが出来ない）、その代わりに正確なジャンプを武器にこのシーズンを制して欲しいと思っています。
　海外選手では、長洲選手のデビューは待ってました、という感じでしたね。昔の真央ちゃんのような伸びやかで軽やかな演技が魅力で、グランプリシリーズ初出場ながら結構堂々と演技していたと思います。やはりここまで大きな舞台での経験は無いので、きめの粗さは否めなかったと思いますが、確実に数年後は表彰台争いが出来る選手だと思いますね。
　次回のカナダ大会では昔から好きだった村主選手が出るそうなので、是非応援したいです。