今年度のフリーの衣装は赤系が多いという不思議

　取り敢えず叫ばせて下さい。


　香月本気で感激に打ち震えております。


　中野選手凄い！安定した演技は以前から定評がありましたが、最終滑走である事や一つ前に終わった真央ちゃんの順位というプレッシャーなど微塵も感じさせない滑りで、ジャンプの後の体勢も最終グループの中で最も安定していたと思います。着実に確実に、は日本人選手の特徴だと思いますが、その中でもダントツの安定感ですね。今のトップ争いは細かいミスが致命傷となる状態なので、他の選手の演技如何によっては来シーズンの表彰台も夢ではないでしょう。

　逆にショックだったのが安藤選手。Yaho〇！ニュースで既に知ってはいたのですが、TVではその直前の6分間練習の間も不安を隠しきれない様子でしたが、それでも『女王の義務』を果たそうとするプライドから氷の上に立つ姿がりりしく、棄権を宣言した後観客に挨拶する姿も本当に立派でした。彼女への『良く頑張ったね』という気持ちは、観客からの拍手に表れていたと思います。次のシーズンが本格化するまで無理せずリハビリをしっかりしていて欲しいですね。

　優勝した真央ちゃんは本当に良く頑張りました。何と言いますか、彼女の転倒もニュースで知ってはいましたが、それでも『ハイ！？』と叫ぶ程の転び方。本人もいまだ嘗て経験したことがない転倒だったようです。有り得ねぇ！って感じですよね。でもそれより凄いのは、この初っ端の転倒を物ともせず完璧に演じきった彼女の集中力。一発目のジャンプを大きく失敗した後それを引きずらずに他のジャンプをノーミスで出来た例というのは殆ど無いと思います。それを成し遂げたからこそ、転倒の分を差し引いて尚トップに立つことが出来たのでしょう。この精神力で、バンクーバーでも金を勝ち取って欲しいと思います。

　毎年若手の選手が実力を付けてきて、彼女達も戦々恐々という状態、来シーズンは誰が女王の座につくのか、今から楽しみです。