20070812開設
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今日は偶然にも仕事が休みだったので、朝10時からずっとTVを点けっぱなしな香月(笑)。
まずは高橋選手、オリンピック銅メダルおめでとうございます。
若干納得のいってない部分もあるでしょうが、それもこれも含めた上で点数を競い合う競技ですから。
織田選手と小塚選手、次はソチでメダルを!
ライサチェック選手は、やはり技術と精神面の強さ、そして丁寧さでしょうね。4回転論争の巻き起こる中、自分のポリシーを貫く姿勢が、彼に勝利をもたらしたのだと思います。
プルシェンコ選手も、あれだけ回転の軸が傾いたジャンプを、よく立て直したと思います。ただあの体をくねらせるタンゴの振りは、女性向けではないかと思うのですが(しかも似合わない:爆)。
ウィアー選手もえらくあちこちでしなを作ってましたね・・・男子フィギュア界に何が起こっているのでしょうか(汗)。
話は変わりまして、昨日聞いた残念なニュースより、何故か思い浮かんだss↓(一応桃源郷)
日暮れとほぼ同じ頃に宿に着き、それぞれのスタイルでくつろいでいた。
猿は廊下から漂う匂いで夕食のメニューを想像し、犬みてぇによだれを垂らしている。
八戒は簡易ポットで湯を沸かし、全員のコーヒーを淹れようとしているところだ。
その八戒が、俺達に淹れたてのコーヒーを配っていき、最後に三蔵に渡した(正確には新聞を読んでいる奴さんの傍にあるテーブルの上に置いた)時、
「え!?その人、亡くなられたんですか!?」
珍しく興奮したような声を上げる八戒に、俺も猿も『何事?』って感じで顔を上げた。
すぐ横で大声を上げられた我等が三蔵サマは、一瞬眉間の皺を一本増やしたが、それはすぐに消えた。
日々奴さんの銃弾をよけているうちに俺、動体視力が良くなったかも知んねぇ。
――それはさておき。
「・・・俺も初めて知った」
眼鏡(老眼鏡だと俺は常日頃思っている)を外し、そう言いながら三蔵サマは新聞を八戒に手渡した。
俺と猿の視線は、吸い寄せられるようにその新聞へと向けられる。
亡くなられたって、ドナタサマがよ?
八戒は俺達にも見えるような角度で新聞を広げた。
そこに書かれていたのは、時代劇や刑事ドラマであらゆる世代に知られている、ベテラン俳優の名前。
「えーっと・・・誰だっけ?」
「何だ知らねぇのか、猿」
「俺猿じゃねぇ!」
「まあまあ三蔵、悟空はあまりドラマは見ませんから仕方ないですよ」
「あ~・・・有名なのは、アレだ。
『チャラリ~~チャラリラリラ、チャラリ~~~』っての?」
「あ!それ聞いたことある!」
「上手いですよ悟浄」
「ま、流石にリアルタイムでやってたのは見たことねぇけど、再放送とか再々放送とか、ヘンな時間にやってんのよな」
「そうそう。で、毎回見られるわけでも見るつもりがあるわけでもないけど、一話完結だからあまり気にならないんですよね」
「そーそー。
はー、76歳ねぇ・・・実はそんなに年喰ってたんだ」
「確かに年は年でしょうけど、やっぱり惜しいですよね。
三蔵も、そう思いません?」
「・・・確かにな」
俺達の歳からすりゃ親どころか祖父さんくらいの歳だけど、やはりTVとかで見慣れてる人物が急に逝っちまう、というのは、琴線に触れるものがあるんだろう。
この際、片や無表情、片や微笑みを浮かべたまま日々妖怪をあの世行きにしている点は、横に置いといた方がいいんだろうな。
そんな事をしみじみ思っていたら、
「やはりあれは名作だな、『てなもんや三度笠』」
「名文句ですよねぇ、『当たり前〇のクラッカー』」
「お前等幾つよ!!?」
どっとはらい。
追記:謹んで藤田氏の御冥福をお祈り申し上げます。
まずは高橋選手、オリンピック銅メダルおめでとうございます。
若干納得のいってない部分もあるでしょうが、それもこれも含めた上で点数を競い合う競技ですから。
織田選手と小塚選手、次はソチでメダルを!
ライサチェック選手は、やはり技術と精神面の強さ、そして丁寧さでしょうね。4回転論争の巻き起こる中、自分のポリシーを貫く姿勢が、彼に勝利をもたらしたのだと思います。
プルシェンコ選手も、あれだけ回転の軸が傾いたジャンプを、よく立て直したと思います。ただあの体をくねらせるタンゴの振りは、女性向けではないかと思うのですが(しかも似合わない:爆)。
ウィアー選手もえらくあちこちでしなを作ってましたね・・・男子フィギュア界に何が起こっているのでしょうか(汗)。
話は変わりまして、昨日聞いた残念なニュースより、何故か思い浮かんだss↓(一応桃源郷)
日暮れとほぼ同じ頃に宿に着き、それぞれのスタイルでくつろいでいた。
猿は廊下から漂う匂いで夕食のメニューを想像し、犬みてぇによだれを垂らしている。
八戒は簡易ポットで湯を沸かし、全員のコーヒーを淹れようとしているところだ。
その八戒が、俺達に淹れたてのコーヒーを配っていき、最後に三蔵に渡した(正確には新聞を読んでいる奴さんの傍にあるテーブルの上に置いた)時、
「え!?その人、亡くなられたんですか!?」
珍しく興奮したような声を上げる八戒に、俺も猿も『何事?』って感じで顔を上げた。
すぐ横で大声を上げられた我等が三蔵サマは、一瞬眉間の皺を一本増やしたが、それはすぐに消えた。
日々奴さんの銃弾をよけているうちに俺、動体視力が良くなったかも知んねぇ。
――それはさておき。
「・・・俺も初めて知った」
眼鏡(老眼鏡だと俺は常日頃思っている)を外し、そう言いながら三蔵サマは新聞を八戒に手渡した。
俺と猿の視線は、吸い寄せられるようにその新聞へと向けられる。
亡くなられたって、ドナタサマがよ?
八戒は俺達にも見えるような角度で新聞を広げた。
そこに書かれていたのは、時代劇や刑事ドラマであらゆる世代に知られている、ベテラン俳優の名前。
「えーっと・・・誰だっけ?」
「何だ知らねぇのか、猿」
「俺猿じゃねぇ!」
「まあまあ三蔵、悟空はあまりドラマは見ませんから仕方ないですよ」
「あ~・・・有名なのは、アレだ。
『チャラリ~~チャラリラリラ、チャラリ~~~』っての?」
「あ!それ聞いたことある!」
「上手いですよ悟浄」
「ま、流石にリアルタイムでやってたのは見たことねぇけど、再放送とか再々放送とか、ヘンな時間にやってんのよな」
「そうそう。で、毎回見られるわけでも見るつもりがあるわけでもないけど、一話完結だからあまり気にならないんですよね」
「そーそー。
はー、76歳ねぇ・・・実はそんなに年喰ってたんだ」
「確かに年は年でしょうけど、やっぱり惜しいですよね。
三蔵も、そう思いません?」
「・・・確かにな」
俺達の歳からすりゃ親どころか祖父さんくらいの歳だけど、やはりTVとかで見慣れてる人物が急に逝っちまう、というのは、琴線に触れるものがあるんだろう。
この際、片や無表情、片や微笑みを浮かべたまま日々妖怪をあの世行きにしている点は、横に置いといた方がいいんだろうな。
そんな事をしみじみ思っていたら、
「やはりあれは名作だな、『てなもんや三度笠』」
「名文句ですよねぇ、『当たり前〇のクラッカー』」
「お前等幾つよ!!?」
どっとはらい。
追記:謹んで藤田氏の御冥福をお祈り申し上げます。
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