夜景館スタッフ日誌 混ぜるな、危険(苦笑) 忍者ブログ
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オルボワール、気が付けば司書と学芸員にまかせっきりなヘタレ館長です。
相変わらず、やることやってません(苦笑←笑い事ではない)。
継続力も……
妄想だけはあるんですけどね。

てナ訳で、
リハビリがてら、短文。最遊記と今はまっているジャンルのコラボ。
わかる人にしかわからないネタですが(苦笑)


森の中、草をかき分けて走る影が二つ。
追う者と追われる者。徐々にその距離は縮まり。
追われる茶髪の青年が木の根に足を取られ、唐突にこけた。
そこを後ろから踏みつけられる。
かろうじて首を上に向けると、凶悪な面をした男が青年を見下ろしていた。
「ヴェェェェェ、え、えと俺、バイエルンに親戚がいるんだ~。暴力振るわないで~」
青年は、パニックを起こしつつ懇願する。
男は少し呆れた顔をして、青年の背中をギュッギュッと更に踏みつけ持っていた斧をかまえ直す。
「ばいえるん?何処だ、それは。それにしても噂に聞く孫悟空が実はこんなヘタレな野郎だったとはな」
青年はなんとか足の下から脱出しようともがくが抜け出せない。
「お、俺、孫悟空って奴じゃないよぉ」
「嘘つけ!ここいらじゃ珍しい金髪を含む4人組。そうそう、いるかよ。話は終わりだ。その首貰った!」
ガシャン!
「……?」
振動も痛みもない。
手で頭を庇っていた青年は恐る恐る眼を開いた。
眼前振り下ろされかけた斧は、赤い棒によって止められていた。
「そいつは孫悟空じゃないよ」
小柄な少年(?)が好戦的な眼で男を挑発する。
「な!」
「伸びろ、如意棒!」
一瞬にして、受け止めていた斧を砕き、その勢いで一撃で男を吹き飛ばした。
「ヘタレはそっちじゃんか」
青年が一瞬にしてがらりと変わってしまった事態に腰を抜かしていると、少年が振り返った。
青年は条件反射的に懇願した。
「ヴェェ、なんでもするから殴らないで~」
少年は面食らった表情で懇願する青年をマジマジと見た。
「悟空、大丈夫ですか?と、そちらは?」
片眼鏡の優しげな青年が森の奥からこちらへやって来た。
「ヴェ?」
「八戒。こいつなんか俺と間違われてたみたいなんだけど……。けどなぁ」
悟空は、呆れたようにまじ泣きで懇願していた青年を見た。
八戒は青年の前にしゃがみこむと安心させるように微笑んだ。
「僕は猪八戒といいます。彼は孫悟空。それで、あなたは?」
「俺…俺は……」

と、ここまで!
ぶっちぎりです。続くかは謎です。
ちなみに久しぶりすぎて、悟空の口調忘れている自分に驚愕!(苦笑)
こういう中途半端なのは、今はまっているジャンルについてサイトでどう取り扱うか、迷っているからです。

ふっかりが、キッカケが……ねぇ


あと、私信。
別に私も親孝行な偉い奴な訳で無いよ、っと。
私のは共(意味的には恐?か)依存なだけで。

だから、単に隣の芝は青い、ってやつだと思うけどな~。(苦笑)

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